永田歯科医院

〒190-0004 東京都立川市柏町3丁目1-1 ナカノヤビル 1F

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キービジュアル

経験と勘ではなく、
マイクロスコープ/CTを利用し、
しっかり「目で確認」して
治療する精密根管治療

他院で残せないと言われた歯でも
可能な限り残します。

虫歯が進行すると歯の神経が虫歯菌に侵されますので、侵された神経を除去し、根管内を綺麗に清掃する「根管治療」が必要になります。

下の画像のように、根管内は非常に複雑な構造をしていますので、根気と繊細さが要求される治療になります。黒い部分が根管内で、この部分をすべて除去する必要があります。

これまでこの治療は「肉眼」で行っていました。
しかし、肉眼ではやはり限界がありますので、完全に除去できず(見落としなどにより)治療が終了し、後日、痛み・腫れなどが再発することがありました。

当院の根管治療は「再発させない」ことを第一に考えて処置をしています。
そのため、肉眼ではなく、「歯科専用の拡大鏡」を活用した治療を実践しています。

その他、当院ではCT(三次元立体画像撮影装置)も活用し、従来のレントゲン検査では確認できない部分までもしっかり確認することができ、治療精度の向上を高めています。

ルーペ、CTを含め、当院で実施している精密根管治療を以下でご紹介いたします。

永田歯科医院式、精密根管治療のご紹介

特徴1 治療精度を飛躍的に高める「マイクロスコープ」

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)とは、その名の通り、治療部位を拡大する機器です。
根管治療においては、どれだけしっかりと問題部位を確認できるかが成功の成否を分けますので、成功率を上げるためには絶対に欠かすことができない機材になります。

下の画像が「マイクロスコープ」で見た状態です。
視野を拡大してくれるマイクロスコープが、いかに多くの情報を与えてくれるかが、おわかりになるかと思います。この機器を利用することで「抜歯」という最悪のシナリオを回避できる確率が格段に高まりました。

当院で処置した症例をご紹介します。
他院で抜歯と言われてしまった歯でも抜歯せずに対処した症例も多数あります。
黒い影が出ている部分が問題の個所で(根尖病巣)、治療後はこの影がなくなっているのが見て取れると思います。

  • 治療前
  • 治療後

当院で実施している根管治療は「再発しにくい」ことが最大の特徴です。
従来式の根管治療の成功率は50%と言われています。当院で行う根管治療の成功率は約90%となります。また、アメリカの大学でとられた統計では下記のようなデータが出ています。

 

根管治療の精度

被せ物の精度

成功率

パターン①

〇高い精密度

〇精度の高い被せ物

91.4%

パターン②

△中度の精密度

〇精度の高い被せ物

67.6%

パターン③

〇高い精密度

×精度の低い被せ物

44.1%

パターン④

×低い精密度

×精度の低い被せ物

18.1%

このデータからは、精密な根管治療を行い、精度の高い被せ物の治療を行った場合の成功率は91%とまずまず高いですが、根管治療も精度の悪く、被せ物も精度が低い治療であれば、80%以上の確立で再発するというデータが出ているのです。

特徴2 従来のレントゲンでは確認できない部分までも把握できる「CT」

CT

CTはマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)同様、「見える化」させる最新機器です。
CT(三次元)を利用することで、デジタルレントゲン(二次元)では見えない部分まで「見える化」することができます。

下の画像はCTで撮影したものです。
赤丸がついている部分が根尖病巣と呼ばれる問題が出ている部分です。
レントゲンでも根尖病巣の有無は判断可能(ぼんやり黒く映ります)ですが、CTを利用することでレントゲンでは見えない部分も可視化することができ、より一層精密な診査・診断、そして治療が可能になります。

特徴3 根管を傷つけず、正確に治療を進めるための「根管長測定器」

根管長測定器

根管治療をする際、根管内の深さを正確に知る必要があります。
当院ではこの深さを把握するため、根管長測定器というものを利用しています。これは根尖(根の先っぽ)までの距離が非常に正確に計測できる優れものです。

特徴4 根管内を綺麗に洗浄・消毒する「EDTA」「次亜塩素酸ナトリウム」

根管長測定器

根管治療では、ファイルと呼ばれるステンレス製のヤスリのような器具で、根管内の汚れを削っていきます。

ヤスリで削ると細かな削りカスが出るのと同様に、根管治療でもファイルで歯質を削る際にカスが出ます。
このカスにはたくさんの菌が存在していますので除去しなければならないのですが、手用の器具では除去できませんので、ほとんどの歯科医院では除去せずに、空けた穴に蓋をして根管治療を終えてしまいます。

1度治療して完治したと思っていた箇所が、再度治療を行わなくてはならないのはこのためです。

この問題を解決するのが「EDTA」、「次亜塩素酸ナトリウム」という薬剤です。 専門的な話になりますので詳細は割愛させて頂きますが、簡単にご説明をしますと、これらの薬剤は、ファイルで生じた削りカスを溶かし、消毒することで根管内をクリーンな状態にし、病気の再発を防ぐものです。
当院では、これらの薬剤を用いて根管治療を行っております。

特徴5 MTAセメントの利用

MTAセメント

根管治療の最後の仕上げとして「根管充填」というものがあり、これは、歯の神経を取ったことにより空洞になった根管内を、緊密に塞ぐことを行います。
この隙間を完全に塞ぐことができなければ、数年が経過した時に再び感染してしまうことがあります。一般的には「ガッタパーチャ」と呼ばれる、ゴムのようなもので隙間を塞ぐのですが、冒頭で画像をお見せしたように、根管内は複雑な構造になっていますので、隙間を残してしまうことがあるため、再治療を行うケースが多いのです。

しかし、「MTAセメント」と呼ばれるものは前述した隙間を緊密に塞ぐことができ、かつ、殺菌作用や、歯の組織を再生させる効果があるため、治療後の経過が非常に良好になります。当院では、このMTAセメントを積極的に使用しています。

治療の説明

強い殺菌作用をもち、口腔内のように水分の多い状態でも硬化する性質がある、歯科用の水硬性セメントを用いた治療。ケイ酸三カルシウム、ケイ酸二カルシウム、酸化ビスマス、石膏などが主成分とされる。

費用

○○万円(税込)

リスク/副作用

経年に伴い、変色する場合がある。根管内に入れた場合、固いので除去が困難になる。

高度な技術を要する「歯根端切除術」「再植術」の実施

根管治療を行っても症状が改善しない場合は、「抜歯」の選択が一般的です。しかし当院では「歯根端切除術」や「再植術」を実施することで、可能な限り歯を残す治療が可能となっています。

歯根端切除術

神経を取った後の治療(根管治療)がうまくいかなかった場合、根っこの先っぽの方に「膿の袋」ができる場合があります。膿の袋があまりに大きい場合には抜歯になりますが、そうでない場合は、外科的に根尖(根の先っぽ)を切断すると同時に膿の袋を摘出する処置を行います。これを歯根端切除術と言います。

  • のう胞摘出し根尖を切除
  • この空間は血液で満たされ、いずれ骨になります

治療の説明

患部の歯の歯肉を剥離して、直接歯根の先の病巣を除去する治療。

費用

5.5~11万円(税込)

リスク/副作用

歯肉を触りますので歯肉退縮が起こる可能性がある。 また外科処置を伴うので、術後腫れや違和感が生じる場合もある。

再植術

再植術とは、問題のある歯を一旦「抜歯」し、口腔外でしっかり処置をし、再度口の中に戻す術式です。お口の中での治療では治療する際様々な制限がありますが、一旦抜歯すればそのような制限がなくなり、360°自由な視点で問題個所の処置が可能になります。

個別相談へのご案内

歯科治療には様々な素材・治療法がありますので、患者様がどの治療法がご自身に合っているかを判断するのは難しいものがあります。当院では十分な時間を取り、実際の症例・素材・模型などを用いながら、患者様が納得されるまでご相談させて頂きます。

042-536-4605

砂川七番駅から0分

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09:00 ~ 17:30-

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